臨床実習スーパーバイザー 合否は学生の人生を左右する

臨床実習のスーパーバイザー 合否は学生の人生を左右する

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理学療法士のhamako()です。

理学療法の実習は長期の臨床実習、評価実習、見学実習などに分かれますが、3年目あたりから何らかの形で指導者役として関わることが増えてきます。

評価実習、臨床実習のスーパーバイザー(以下SV)となると学生の今後の人生を左右するかもしれない合否を決めなければなりません。

実習の合否は学生の人生を左右する重要事項だ!

実習の合否は学生の今後の人生を左右するため、SVにとって、とても責任がかかる内容で慎重に決めなければならないことです。

しかし!!!

少し問題があると悪い判定にしたり、不合格にしているケースがあります(涙)

合否に関しては絶対的にSVが権限を持っている

合否に関しては絶対的にSVに権利があり学生はとにかく頑張るしかないという立場にあります(学生は合否を自分で決める立場にないという意味です)。

合否をちらつかせられると学生は不安になり実習に集中できなくなり、更に問題を大きくする可能性があります。

 

私の実習での体験

確かに自分のことを振り返ると実習の学ぶ内容よりも合否をすごく気にしていたなと思います。私は私立大学でしたので1年留年したら生活費も合わせて200万円以上のお金が必要ということに対するプレッシャーは半端なかったです(汗)。

SVは「やることやれば落ちないから」とは言うものの何か失敗したり、レポートの出来が悪かったりするとすると怒られ続けSVの言葉は半信半疑となり不合格という言葉がちらつき始めるものです。

私の場合は、長期実習1期目の実習先は決して楽ではありませんでしたが、全く合否に関する心配はせず実習に集中して取り組むことができました。結果A判定(点数でいうと90点以上)をいただけました。

2期目の実習先は山のような課題を課せられ、毎日怒られてばかりの2ヶ月でした。もちろん実習は楽しくなく自然に合否が心配になり課題やレポートの出来も悪くなりました。結果D判定(ギリギリ合格の点数)でした。

1期目と2期目SVとの相性や自分の興味がある分野かどうかなど違う要因は色々とあったと思いますが、1番の違いはSVが合否をちらつかせるか否かだったと思います。

2期目のSVはことある毎に成績や合否に関する話をフィードバック中にはさみこんできました。

1期目のSVは全くそのようなことはなく、私が担当患者様のことをどうすれば理解できるかということに集中してフィードバックして下さいました。休みの日もわざわざフィードバックに出てきて私が理解できるまで熱心に指導して下さいました。

それくらい合否というのは、学生に対して重いもので、私のように実習に対する取り組みが変わることも事実です。

SV側は頑張り直してもらうつもりで、その話をしただけで実際不合格にするつもりなくても学生は次第に悪い方向に引き寄せられ

やっぱり何回言っても直らないし不合格だ

となってしまう可能性だってあります。

それくらい合否というのは学生にとって重要事項です。

合否は学生だけでなく家族も巻き込む可能性がある

何度も書いてある通り、合否は学生の人生を左右するとても重要なことです。さらに学生だけでなく、その家族も巻き込む可能性もあります。

だってお金が絡んでくるのですから。

学生なのでほとんどの人が親に学費を出してもらっていると思います。なので、家族を巻き込んで当然です。

私立の学費と生活費だと軽く200万円は越えると思います。悪い言い方をすれば、不合格にすればその家族から200万円を奪う可能性があります。もちろんお金だけでなく、世間体を気にする家族であればストレスがかかったり本人のプライドなど色々なものを奪う可能性が潜んでいることを忘れてはいけません。

SVとしての合否の判断はそれくらい重要で責任感のあるものだと私は思います。

学生が不合格=SVも不合格かも

学生が不合格ということはSVも不合格かもしれません。

もちろん、患者さんに不利益を起こすような学生や社会的に医療者として合格点は与えられないという学生がいるのも事実だと思います。

しかし、そのような学生であっても一度冷静に考え、どうにか解決に導く糸口がないか探ってあげる必要があります。

それが解決に導けたら凄く良いSVです。解決できなくても「どうにかしてあげたかったな」という気持ちは忘れなければSVとして合格だと思います。それは、不合格にしても改心して良いセラピストになってくれれば・・・という学生への熱心さや愛があるかどうかだと思います。

「あいつは全然ダメだった」では成長はゼロで、もちろんSVとしては不合格です。ヒトとしても不合格だと思います。

学生の問題は自分のせいかも

 

学生がやる気がおきない、課題をやってこない、態度やマナーが悪い、根本的な知識不足など6割は学生自体に問題があるかと思いますが、4割はSV側に問題があると思います。この数字は私の直感ですが、SV側の責任は半分とは言わないまでもかなりの割合を占めていると思っています。

  • 学生への熱心さや愛を感じない
  • 言うことだけいっちょ前で治療技術不足(患者さんが良くなっていない)
  • 学生の評価を他のスタッフと話する時に学生に聞こえるように言ってしまう

などなど

 

  1. 自分のことを思ってくれない
  2. 自分を正当化して上から物を言ってくる
  3. でも患者さんは良くなっていない
  4. 見学してても面白くない
  5. 眠くなる
  6. やる気がないと怒られる

これらのことは学生だけの責任かということです。

  1. ⇒学生に対する熱心さや愛があるか
  2. ⇒自分を客観的にみれているか
  3. ~5.⇒治療技術を高める努力をしているか

 

実習中一番頑張っているのは間違いなく学生です。睡眠時間も削られご飯を食べる間もなくパソコンに向かいあう。SV側はそこまではしてないいことがほとんどです。学生と同じ睡眠時間で頑張ってるしという方がいたらすいません(^^;)

でも、

学生に問題があった時自分を変えようとするSVはあまりいないと思います。

学生のせいにすることが多いですよね。

学生に理学療法士ってこんなに面白いんだ、可能性があるんだと興味を持たせることがSVの仕事なはずなのに悪いイメージを植え付けさせてしまう。

 

事実私はSVによって理学療法士は楽しいと思うことと理学療法士なんかもう辞めると思うこと両方経験しました。

自分の人間性や知識が短期間で変わっていないと思うので、それはSVによって影響された思考だと思います。

同じ学生でこれだけ変わるのだから、能力を引き出せるかどうかはSV次第といっても過言ではありません。

 

そういう意味で

学生が不合格=SVも不合格かも

と私は思っています。

 

ヒトの人生に大きな影響を与えれる経験なんてそんな多くはないので良い影響を与えてあげたいですね。

 

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