パーキンソン病の入院リハビリテーション 入院経緯と介入効果

パーキンソン病の入院リハビリテーション

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理学療法士のhamako()です。

久々本業の話をしようと思います。やっと戻ってきました。笑

今回はパーキンソン病をテーマに挙げました。

 

パーキンソン病という名前は知っていても継続して治療介入したことがある理学療法士は多くはないと思います。

あるとすれば服薬調整で入った急性期や既往歴としてパーキンソン病がある場合(主病名は大腿骨頸部骨折で既往歴でパーキンソン病など)などかな?

パーキンソン病は四大徴候(無動・振戦・固縮・姿勢反射障害)以外にも腰曲がり、首下がり、ジスキネジアといった不随意運動、幻覚などの精神症状など養成校で習ったものよりも症状は多岐に渡ります。

進行具合や症状に分けると話が細かくなるのでとりあえず置いといて

今回はざっくり、パーキンソン病の方が入院してくる経緯と入院リハビリテーションによる変化についてお伝えしようと思います。YahrⅡ(両側性の障害だが、平衡障害はなし。日常生活自立)・Ⅲ(平衡障害あるが、日常生活に介助を要しない)程度の進行具合の方をイメージして読み進めていただけると良いかと思います。

入院の経緯

  • 機能低下(歩きにくくなった、転倒が増えた、すくみ足が強くなったなど)
  • 家族様の介助が大変になった(レスパイト入院)
  • 最新治療の経験(LSVT-BIG、LSVT-LOUDなど)

もちろん急性期病院では服薬調整DBS(脳深部刺激療法)などで入院される方もいます。今回はリハビリテーション目的の方についての記載です。

今回は上2つに絞って話を進めます。

入院リハビリテーションによる効果

機能低下の要因として考えられる中で一番多いものは廃用です。

廃用になる原因としては

  • 転倒、それによる恐怖心
  • 症状の進行による不安
  • 自己管理不足

などが多いです。

これが、パーキンソンの症状の進行に上乗せされ症状を悪化しています。

なので、入院が2ヶ月だとしたら、入院して1ヶ月程度は筋力強化や歩行、エルゴメーター、階段昇降など運動の要素を多く取り入れることで症状が改善していく症例が多いです。私の経験値ですが。

腰曲がりの程度の改善やすくみ足などもリハビリテーションで軽減する方も多くおられます

そこで、頭打ちになって残っている症状が本来のパーキンソン病による症状の可能性が高いです。

そこから変化をつくることが理学療法士としての技量かなと思いますが。

なかなか難しい(つд⊂)エーン

 

結局パーキンソン病のリハビリテーションで何が重要?

機能低下に関して言うと症状の進行に加えて廃用による要素が大きいことを書きました。で、廃用は1ヶ月程度の運動で改善する症例が多いことも書きました。ということは、

廃用を予防する自己管理の指導がパーキンソン病においても重要

ということですよね。

パーキンソン病に限ったことではないですが、パーキンソン病でも「自己管理できている方」は症状の進行人が遅いことが多いです。「運動習慣ない方」リハは受けているけど自分では運動をやらない方」は「自己管理できている方」に比べ進行も早くなる印象があります。

毎年定期的に入院されている方が多いので経過を見ているとそう思います。

「自己管理の重要性を伝える」「自分で動いてもらう」と言葉では簡単ですが・・・なかなか難しいです。

入院リハビリテーションで良くなった。終わり。じゃなくて、自己管理をしていただくためのカウンセリングみたいなのも重要だなと思ったりします。

 

まとめ

  • パーキンソン病による機能低下の要因は病気の進行に加え廃用も関係している
  • 入院リハビリテーションの最初の1ヶ月程度運動すると良くなるケースが多い
  • 自己管理の重要性をどう伝えていくかが課題

 

 

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